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洗面台ひび割れ(世田谷区)

洗面ボウルひび割れ

洗面ボウルに物を落とした時に割れたみたいです

東京都世田谷区のマンションに備え付けてある

洗面ボウルです。

この品物は、システムキッチンの様になっていて換えが無いらしく

あったとしても、天板を外したりして数日かかる事から

金額も数十万は掛かるとの事でした。

ひび割れの他にも小さな欠けが数か所あり、数回落としたのか

又は、大きな物を1回落として欠けやひびが入ったのか・・・

まずは、足付けです。

ホーローの洗面ボウルなので、正直、塗装がのりにくいです。

なので、#120番でゴシゴシと足付けの為に傷を付けます。

洗面ボウルはなかなか傷が付かないので、結構念入りにします。

その後は、シンナーなどで脱脂。

脱脂が終わったら、割れ目にはパテが入らないので

ルータでV字をイメージして割れ目を削っていきます。

パテ埋め

ルーターで削り終えたら、また脱脂をして

いよいよ専用のパテ埋めです。

ホームセンターでも専用の物が売っていますが、割れ目が細すぎると

きちんと入りにくいです。

ホームセンター等での補修の場合は、パテが乾燥したら削っておしまいでしょう。



削り作業

専用のパテが乾燥したら、面を出すのに削ります。

隙間が空いている場合には、またパテを打ちます。

そして、乾燥後にまた削ります。

パテを打つ前にプライマーを塗っておくといいと思います。

削り終わったら脱脂をして、塗装の為の足付けの為のプライマーを塗ります。

プライマーは塗料の密着を良くするために行います。

全面塗装

塗装は数回に渡り行いますが、最初からたっぷりと塗装してはダメなんです。

DIYでもし塗るのであれば、刷毛やローラを使い分けてもいいのではないでしょうか。

初めからたっぷりと塗らないのがコツです。

今回は白色に少し青味が入っていたので、調色をして塗装しました。

有機溶剤の塗料なので、乾燥時間を利用して、1回塗装しては表に出て

また塗装しては表に出てを繰り返しました。

ゴミはどうしても多少付いてしまいますが、溶剤の臭いに寄って来る

小さな虫。

見事に付いてしまいました(汗)

こんな時は、ガッカリです。

エアーでゴミを飛ばして綺麗にしても、何かしらの小さなゴミが付いてしまいます。

乾燥後にポリッシャーで磨けばある程度は取れますが。

ピカピカになり、割れ目も無くなりました。

こんな沢山の工程を経て、完成します。

洗面ボウルの割れなどでお困りに方は、

お気軽にトータルリペア グランツにご依頼ください。

埼玉県、東京都を主に出張施工致しております。