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フローリングのえぐれ傷(戸田市)

フローリングえぐれ傷の補修です。

今回は、戸田市にあるマンションで、フローリングえぐれ傷が2か所ありました。

原状回復でのご依頼で、玄関の前に2か所あり、素材はシートです。

このままにしておくと、次に入られた方が余計に傷口を大きくしてしまったり

はたまた、足などを引っ掛けてケガをされてしまったりする事があります。

ここは、ペット可能のおしゃれな建物でした。

ワンちゃんや猫ちゃんも怪我したら大変です!

でも、こんな所に住んでみたいものです。

まずは、クリーニング後に周りのささくれた所をカッターで削いで

足付けのペーパー掛けです。

ペーパー掛け

ペーパー掛けは、パテはもちろん、塗装が剥がれにくくするために行います。

場合により、ペーパーの番手を使い分けますが

今回は、#240で行いました。

#600の時もあれば、#800を使う時もあります。

傷の周りがなだらかになったら、終了です!

パテ埋め

そんなに穴が大きくなければ、市販の木部用パテを使います。

大きい場合は、2液パテやエポキシパテの方が良いかと思いますよ。

2液は強度があり、割れにくいですからね。

小さければ、ホームセンターの熱で溶かすやつでも十分です。

今回は少し大きかったので2液のパテで埋めました。

乾燥後に、#120で削り、#240、#400と面を整えていきます。

指で触り、平らになたら終了です。

その後は、シーラー塗布を行いました。


着色

左から4枚目の板に2か所ありました。

ここの調色がプロならではの技術ですが、

DIYでもそこそこはいけると思いますので、ぜひチャレンジしてください。

今回は、赤、黄、黒、白、青で色を合わせていきました。

何度か試し塗りをして合わせていきます。

その後は、実際の木目の色を調色して木目を書いていきます。

あまり、書きすぎないのがポイントです。

最後に、艶調整用のスプレーをかけて終了です!

艶調整も、数種類の艶を持ってますが、

1種類しかなければ、艶があればメラニンスポンジなどで

軽く擦り、艶を落とします。

逆に、艶が足りなければ、#3000や#5000

または、細目のコンパウンドで磨くと良いですよ。

どうしても上手に出来なかった場合は、当店にお任せ下さい!