傷は、左のエアコン吹き出し口付近まで達しており、S字に入っていました。
爪に引っかかる様な深い所も数か所ありましたが、丁寧に削り、削った傷を消してから、元々あった傷を確認をしては、また削ってを三日かけて仕上げていきました。
傷の部分だけを削ってしまうと、歪みが出来てしまうため、全体に調整しながらの作業です。

とても満足のいく仕上がりになりました。
ウッドパネルは、柔らかいタオルで優しく拭かないと簡単に細かな傷が付いてしまいます。
今回の傷は、物で擦ったような感じでしたが。

細かな傷の場合は、柔らかいウエスに細目のコンパウンドを付けて磨き、何度か繰り返して取れたら、仕上げ用のコンパウンドで磨けば取れます。
水研ぎペーパーでも取れますが、ペーパー傷を取るのに一苦労すると思います。
＃３０００から始めて、中々取れなければ＃２０００番まで落として削ってみてください。
何度も言うようですが、ペーパー傷を取るのに大変ではありますが。
粗目のコンパウンドでやってみるのも一つの方法ですが、傷の深さにより色々試してみて下さい。
傷は簡単に付くのに、落とすのは大変！
大きな傷はプロに任せたほうが良いと思いますよ。
今回は世田谷のD様のご依頼でした。
ありがとうございました。